2014年5月22日木曜日

2014年5月時点でのPM (フィリップ モリス インターナショナル)に対する立ち位置

バフェットはまたリーマンの財務諸表に取りかかった。ある数字や事項が気になるたびに、そのページ番号を報告書の最初のページに書きためていった。読みはじめて一時間とたたないうちに、報告書の最初のページは何十もの番号で埋まった。これは明らかな危険信号だ。バフェットはひとつ単純なルールにしたがっていた - 疑問が多すぎる企業には、たとえその答えが用意されていたとしても、投資してはならない。
アンドリュー・ロス・ソーキン著 加賀山卓郎 訳 『リーマンショックコンフィデンシャル 上』ハヤカワノンフィクション文庫 2014年 P99
 ウォーレン・バフェット氏がどんな筆記用具を使っているのか気になる・・・そのキャラクターから察するに赤鉛筆かな。あるいはBicのボールペン。上記の報告書とはリーマンブラザーズのAnnual reportです。


前回までのエントリーでPMを獲得するかどうかを検討しました。ざっくりまとめると以下の通りになります。
  1. 世間的な逆風を受け、製品の販売(出荷?)数は減る傾向にある
  2. それでもキャッシュを稼ぐ力は強いので、短期的には財務に関しては問題ないと思われる
  3. 負債に頼る割合が増加中で、伝家の宝刀の自社株買いや増配当の原資は借金に頼っている模様。金利リスクが増えつつある。負債に頼る割合が減る可能性は、1.を考えると、少ないように見受けられる。
特に3.が気になります。借金をして自社株買いと増配当するってのは、なんだかマールボロくわえてランニングしてるようなもんじゃないか?
ということで2008年にスピンオフしてから現在まで継続中の増配当が今後も続くかは心もとないと思われるので、現段階ではPM獲得は見送ることになりました。

バフェット氏と違い、私のPMに対する疑問・懸念点は、おおむね私自身の知識・理解不足からきているのだと思います。PMのキャッシュを生み出すパワーや経営・財務センスがあれば、負債や、その金利の増加なんか目くじらたてるものではないかもしれません。
ただ私としては、今持っている情報と知識を総動員して判断しました。

The best you can is good enoughです。

なにがなんでも今PMを獲得しなければならない理由もありませんし、また一年後くらいに様子を見てみます。

さてこれまでこのブログでレビューしたその他の銘柄ですが:

CLX
先日の増配当はパッとせんかった。それでも4.2%ではありますが・・・。先日PGを獲得したので
ちょっと時間を置くつもり。 

MCD
投資戦術の5)にひっかかるので見送り

TGT
どうやらカナダ進出は、これまでのところ大失敗らしい。カナダは今ディスカウントストアの激戦区になっているっぽいです。先日のCEOの電撃交代に続き、カナダのトップも交代しました。新CEOでどう立て直すのか様子見です。

以上の状況なので、また他の銘柄をあたってみます・・・というより実はすでにある銘柄を新規獲得済み。また次回以降記事にします。

情報開示:特になし

3 件のコメント:

  1. 「なんだかマールボロくわえてランニングしてるようなもんじゃないか」

    見事な例えです。

    SeekingAlpha で、PMについて書いていました。

    Find out whether the company is a capital allocation master or just a debt balloon.

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  2. SeekingAlphaの記事を読んで、これまた楽観的に思えてきました(笑)
    私のような素人はダメですね(笑)
    とはいえ、長期であれば、やはりより安定したKOを買い増し予定です。

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    1. 私も素人です(笑)。私の投資方針から鑑みて、PMに関していうと、もっとBSが改善されDebtに頼らなくなってきたのが確認されてから獲得しても、遅くはないと判断しています。

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