「かわいそう。帝国のために訓練して、四海を支配するために訓練して。ぜんぶなくなってしまった。全部持って行かれてしまった。世界よ、バイバイ。あなたが最後の一兵よ、ジョージ。あなたとビルが。それからあのいやらしいパーシーも、ほんのすこしだけ」
ジョン・ル・カレ著 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 村上博基・訳 ハヤカワ文庫NV
欲望と虚栄心にまみれた酔いどれ(greedy & vanity random walkers)が肩肘を張り合う卑しき投資界隈から、少し離れた静かな場所で、ゆっくり時間をかけながら、世の中に価値をもたらす企業への株式投資を愉しむ a private investor のブログです。 株式投資家にとって、株価を語らないことは、嗜みの一つと心得ます。ギムレットには、まだまだ早すぎるね。
「かわいそう。帝国のために訓練して、四海を支配するために訓練して。ぜんぶなくなってしまった。全部持って行かれてしまった。世界よ、バイバイ。あなたが最後の一兵よ、ジョージ。あなたとビルが。それからあのいやらしいパーシーも、ほんのすこしだけ」
ジョン・ル・カレ著 『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』 村上博基・訳 ハヤカワ文庫NV
"IT'S THE DEVIL'S WAY NOW
THERE IS NO WAY OUT
YOU CAN SCREAM & YOU CAN SHOUT
IT IS TOO LATE NOW
BECAUSE
YOU HAVE NOT BEEN PAYING ATTENSION"
『2+2=5(The Lukewarm.)』Written & played by Radiohead
“バフェットはまたリーマンの財務諸表に取りかかった。ある数字や事項が気になるたびに、そのページ番号を報告書の最初のページに書きためていった。読みはじめて一時間とたたないうちに、報告書の最初のページは何十もの番号で埋まった。これは明らかな危険信号だ。バフェットはひとつ単純なルールにしたがっていた - 疑問が多すぎる企業には、たとえその答えが用意されていたとしても、投資してはならない。”
アンドリュー・ロス・ソーキン著 加賀山卓郎 訳 『リーマンショックコンフィデンシャル 上』ハヤカワノンフィクション文庫 2014年 P99
ウォーレン・バフェット氏がどんな筆記用具を使っているのか気になる・・・そのキャラクターから察するに赤鉛筆かな。あるいはBicのボールペン。上記の報告書とはリーマンブラザーズのAnnual reportです。
“マガンハントの声がわずかにきびしさを加え、金属的になった。「きみはエキスパートだと思っていたんだが」
「必要と認めたらエキスパートの意見を徴するのが本当のエキスパートなのだ」”
ルイス・ケインのセリフ、ギャビン・ライアル著 菊池 光訳 『深夜プラス1』 ハヤカワ文庫 1976年 P71-72前回の レビューで、PMは稼ぐパワーは強く、財務状況は短期的に問題ないものの経営の負債依存度が高まっていることがわかりました。このことから、どのような懸念が生じるでしょうか?
"Why can't you look at this one?"先日、以前から観たかった『夜の大捜査線』のDVDを借りてきて観ました。いや、とっても面白かったです。あのレッドネックな保安官がいいですね。あんなのにスピード違反で捕まりたくないな。
"Why can't you look at yourself?"
"Because I am not an expert..........Officer!"
映画『夜の大捜査線』より
“「それから」と運転手はルームミラーに向かって言った。「ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います」”
村上 春樹 『1Q84 BOOK1 <4月‐6月> 前篇』 新潮文庫 平成24年 P25予めお断りしておきますが、自己紹介でも書いたように、私は会計や金融は素人です。ものすごい勘違いをしている可能性があります。英語を誤訳している場合もあるかと思います。もし間違いがあったら、ご指摘いただければ幸いです。
“「雪子ちゃん、よう覚えとき。ー 大安の日なんかに知らない美容院へ行くもんやないで」”
谷崎 潤一郎 『細雪 (下)』 新潮文庫 P351この谷崎潤一郎の名作の主人公である幸子と雪子は、彼女たちにとっては不慣れな東京の銀座にあった資生堂美容室で髪をセットしようとしたところ、大安で思いがけないほど混んでいて、長い時間待たされてしまいます。
"The French have a phase for it. The bastards have a phase for everything and they are always right.
To say goodbye is to die little."
Raymond Chandler, THE LONG GOODBYE, First Vintage Crime/Black Lizard Edition, 1992, P365先日レビューしたCLXですが、今年は4.2%の増配だそうです。37年連続増配です。4.2%はちょっと低めですけど、前回が10.9%だったし・・・。なんにせよ今後の獲得候補銘柄です。