2014年5月8日木曜日

緊急補強候補銘柄 TGT (Target Corp.)の分析

先日のエントリーで述べましたとおり、今週1銘柄をThe 3rd Man's Fundに加えます。結論から申しますとPG (Procter & Gamble Co.)に決定しました。

前回から複数回にわたり何故PGになったかをレビューしています。
かなり駆け足で調べたので(実質細切れ数時間)、思いっきり簡易調査です。突っ込みどころは満載かと思います。突っ込んでいただければ今後の糧にいたします。
なおこれ以下に出てくる数値は全てモーニングスターのサイトがソースになります。

TGT  (Target Corp.)

Targetは米国の大手ディスカウントストア。Walmart(WMT)よりは上のクラスの顧客層とのこと。私は西友を除くとWMTの店舗に行ったことがない(と思う)ので、WMTがどんなふうなのかよくわかりませんが・・・。

1902年創業で、1,921店舗を展開し、そのうち124店舗はカナダ。あと40のDistribution Centerがあって、Online注文等に対応しているようです。

ミネソタ州ミネアポリスが本拠地で、かの地に行くと湖が点在する郊外のそこかしこにTargetマークが出没します。ドン・キホーテなら突撃する相手に事欠かないことでしょう。

日本では馴染みがないですが、それもそのはず海外展開は最近カナダに進出し始めた程度のようです。逆に言えば、Upper Middle階級だけど、こだわりのない日常的な買い物はなるべく安くみたいなCheap Chicな人々 の市場は米国外で広がりつつあると思いますので、今後の成長の可能性は大きいのかもしれないです。

ではRevenue。 

ここのところ頭打ちですね。それもあってカナダへ進出したんでしょうけど、まだ結果として表れてきていないように見受けられます。すでに保有しているWMTと比較してみます。
 規模はさておき、過去10年間はWMTのほうが伸び率は上回っています。
では次にEPSと一株当たりの配当・フリーキャッシュフロー(FCF)の推移を一つのグラフにまとめます。
FCFは潤沢です! しかし下図のWMTのそれと比べると若干不安定な感じですね。ちなみにWMTの増配率、直近は失望の2%でしたが、FCFと配当を見比べると、なんとなく何故かわかるような気がする・・・
TGTは投資対象としては悪くないと思いますが、現時点でWMTも保有中ですし、最近起こった顧客情報流出の影響で急遽CEOが変わったりしてドタバタしているので(5/6に株価3.7%下落)、今後の動向を見極めたいと思っています。よって今回は見送りです。

しかしこういう逆風のときが、実は大バーゲンのチャンスかもしれない・・・新CEOの腕前を見てからにするか、早めに獲得するか・・・迷うところです。

情報開示:2014/5/9時点でWMTx140株保有

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