2015年1月30日金曜日

米国の連続増配当株式のセクター別調査


But I'm a creep
I'm a weirdo
What the hell am I doing here?
I don't belong here
I don't belong here

RADIOHEAD 『CREEP

株式会社は株主に利益をもたらすために存在しています。

2015年1月29日木曜日

KO一部放出、MKCの獲得

「優秀なボクサーだったの?」ポールが言った。
「そう」
「チャンピオンになる可能性はあったの?」
「なかった」
「どうして?」
「彼らはぜんぜん別のリーグに属する人間なんだ。おれは優秀なボクサーだった、物を考える能力が優れている、といったような意味で。だが、俺は天才じゃない。マルシアーノ、アリ、あのような連中は天才だ。まったく別の分類に属する人間なんだ」
ロバート・B・パーカー 『初秋』 菊池光・訳 ハヤカワ文庫
ボストンの私立探偵スペンサーと、その依頼人の息子、ポール・ジャコミンとのやりとり
私は御大ウォーレン・バフェット氏や、『ピーター・リンチの株の教科書』の表紙の写真が亡くなったうちのばあちゃんに似ていて妙な親近感のわくリンチ氏のように、優れた銘柄を選択する能力は毛ほどもありません。

2015年1月28日水曜日

ホーム・ディーポ(HD)のレビュー (2015年1月)

「ここに泊まるの?」ポールが言った。
「そうだ。あの小屋に住んで、明日から新しくもっといいのを造りはじめるんだ」
「どういう意味?」
「おれたちが家を建てるんだ。おれときみが」
「そんなこと、できないよ」
「いや、できる。おれがやり方を知っている。教えてやるよ」
「家の造り方をどうして知ってるの?」
「親父が大工だったんだ」
 彼はただぼんやりと私を見ていた。家は人が建てるものであることなど、一度として考えたことがないのだ。家は建築会社が建てるものであり、時には自然に出現するもの、と思っている。

ロバート・B・パーカー 『初秋』 菊池光・訳 ハヤカワ文庫
ボストンの私立探偵スペンサーと、その依頼人の息子、ポール・ジャコミンとのやりとり 
今回は投資方針を満たしていない、5年連続増配当中の銘柄になります。ただ2015/1/26付配信のぐっちーさんのメルマガに素直に触発され、私なりに考えた結果、3月末までの定期獲得の候補にします。有料なので、メルマガの内容は保秘。

2015年1月23日金曜日

ドーバー(DOV)のレビュー (2015年1月)

Early in the morning factory whistle blows
Man rises from bed and puts on his clothes
Man takes his lunch, walks out in the morning light
It's the working, the working, just the working life

Bruce Springsteen 『Factory
私は留学を終えて94年の暮れに帰国したのですが、内定していた会社への出社は4月からでした。それでそれまでの間、その会社の工場でバイトをさせてもらうことになりました。

2015年1月19日月曜日

身嗜みは足元から - ウェイコ・グループ (WEYS) -

「靴なんか―」
「ああいう企業トップたちの靴を見ろ。息苦しいほどぴかぴかだろう?あれは彼らのこころの砦だ。だから、俺はよく彼らの靴を見る。長期間の取り調べが続いて最後に彼らが落ちるときは、靴も輝きを失っていることが多いものだ」
「だから?」
「だから? ―さあな。写真に写っていた君の姿がちょっと心もとなかったんだろう。とにかくもう少し靴を磨け。見ていられない」
「だったら見るな。ウィスキー、呑むか?」

高村 薫 『レディ・ジョーカー(中)』 新潮文庫
米国に出張する際には気をつけなくてはならないことがあります。 

2015年1月13日火曜日

クロロックス(CLX)のレビュー(2015年1月)

“ ドイツ軍が第三空軍捕虜収容所の案を出したとき、その意図は、捕虜となった連合国の空軍将校たちを、脱走が困難な収容所ひとつに集めてしまうことだった。それが誤りだった。そうすることで、通常ではありえない多国籍の人材集団をつくりだすことになり、ロジャーとX組織はそこから人を選ぶことができたからだ。

サイモン・ピアソン 著、吉井智津 訳 『大脱走 英雄<ビッグX>の生涯』 小学館文庫
以前にクロロックス(CLX)について書いた時に述べたように、私は多種多様な国籍や人種、文化を取り込んだ組織が、一番強く永らえると考えています。それは国でいうと、近代のアメリカ合衆国が証明しています。

2015年1月8日木曜日

2015年の配当再投資 -EMRの獲得-

眺めるうちに線路も父の姿も赤みを帯び、やがてまた青梅線の濃い臙脂色の車両が現れると、どこかで見た色だと繰り返し呟いている自分がいるのだった。あれは何という名前の色だったか - 。
高村 薫 『照柿』 新潮文庫
合田主任殿、あなたが思い出せないでいる色の名前、それは照柿色といいます。