2016年12月27日火曜日

サードマンの収入明細 (2016年12月)

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら

2016年12月のポートフォリオ

以下がThe 3rd Man's  Fundの、日本時間12月25日時点でのポートフォリオです。$1=¥117.37で計算してます。あらかじめお断りなのですが、投資方針を策定する以前に購入している銘柄もあります。なお The 3rd Man's Portfolioのページもアップデートしています。


2016年12月24日土曜日

汚れちまったかな、シミには・・・クロロックス(CLX)の獲得

数年前、北東北方面を旅行中のこと。運転しながらFMラジオを聴いていたら、中原中也の詩の朗読みたいなのが始まりました。ひたすら「汚れちまった悲しみに」というフレーズを繰り返していたので、汚れちまった悲しみに浸る気分ではなかった私がチューニングを変えると、奥さんが「せっかくしみじみと聞いていたのに」と元に戻そうとし、しばし格闘をした記憶があります。

さて、汚れ落としと言えばクロロックス(CLX)。2016年の第四四半期の定期獲得はCLXになりました。

2016年12月18日日曜日

長期投資におけるマーケットに対する考察 その2 -欧州にてー

 そこにはいると、モノも人も世俗の縁から切れてしまう。つまり「無縁」の状態になるのではないかと思うので、そうなった時にはじめて、モノとモノとを、まさにモノそのものとして交換することが、可能になるわけです。いいかえれば、市の場では、モノにせよ人にせよ、いったん、神のものにしてしまう。また別の言い方をすれば、だれのものでもないものにしてしまう。そのうえでモノとモノの交換がおこなわれるのではないかと思うのです。
 どこの社会でも、市場の本来的な原理はたぶん同じだろうと思います。

網野善彦 『日本の歴史をよみなおす(全)』 ちくま学芸文庫

前回『長期投資におけるマーケットに対する考察 その1 -欧州にてー』のつづき。

出張の最終日、お土産屋さんが5時に閉まってしまう前に・・・と早足でVillageに向かっていた私は異変に気が付きます。

2016年12月17日土曜日

長期投資におけるマーケットに対する考察 その1 -欧州にてー

Hello darkness, my old friend
I've come to talk with you again

The Sound of Silence』 作詞・作曲 Paul Simon


ふたたび欧州です。

今回はアルプスの山々の麓にある美しい湖を見下ろすホテル(というか山荘というか)に缶詰でした。

2016年12月5日月曜日

サードマンの収入明細 (2016年11月)

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2016年11月19日土曜日

『なるほど投資講座』と日本たばこ産業(2914)の臨時獲得

 私たちの生活に有意義な価値をもたらす企業や事業を冷徹に見極めて投資する。見込み通りなら生活を豊かにし、結果としてあなたの個人資産も増えている。この知的生産こそが文明を進捗させる原動力としての資本主義、そして株式投資の本来の姿です。
奥野一成 『株式投資7つの誤解 ⑧ まとめ 現代の資本家になろう』 日本経済新聞(夕刊) 2016年11月18日
日本経済新聞の夕刊に、農林中金バリューインベストメンツの最高投資責任者、奥野氏による『株式投資7つの誤解』と題された投資講座が連載されていました。なかなか示唆に富む内容だったので、ちょっとまとめてみます。

2016年11月11日金曜日

Viva, America! ドクターペッパー・スナップル・グループ(DPS)の臨時追加獲得

結局、ある人間を観察し、その心の中を知ろうと思ったら、どんな風に沈黙しているか、あるいはどんなふうにしゃべるか、あるいはどんなふうに泣くか、あるいはどんなふうに高邁な理想に胸をおどらせているか、などということではなく、笑っているときのその人間に目を向けるのがいちばんである。よい笑い方をすれば - つまりよい人間である。
ドストエフスキー 『未成年 (下)』 工藤精一郎・訳 新潮文庫
たとえばアナタが今、たまたま訪れている米国のとある都市の人気のない寂しい郊外で道に迷い、途方に暮れていたとします。

2016年11月6日日曜日

サードマンの収入明細 (2016年10月)

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2016年10月27日木曜日

ポートフォリオの若干の調整

 秋は次第に行く。虫の音は漸く細る。
 筆硯に命を籠むる道也先生は、只人生の一大事因縁に着して、他を顧みるの暇なきが故に、暮るる秋の寒きを知らず、虫の音の細るを知らず、世の人のわれにつれなきを知らず、爪の先に垢のたまるを知らず、蛸寺の柿の落ちた事は無論知らぬ。

夏目漱石 『野分』


だんだん秋も深まってきましたね。



2016年10月5日水曜日

2016年9月のポートフォリオ

以下がThe 3rd Man's  Fundの、日本時間9月30日時点でのポートフォリオです。$1=¥101.23で計算してます。あらかじめお断りなのですが、投資方針を策定する以前に購入している銘柄もあります。なお The 3rd Man's Portfolioのページもアップデートしています。


2016年10月2日日曜日

サードマンの収入明細 (2016年9月)

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2016年9月27日火曜日

アルトリア・グループ(MO)の追加獲得

 私はそこに立っていた。グラスの中身を飲み干してしまうまで、彼女は私を立たせたままにしていた。空のグラスをテーブルに置くと、また酒を注いだ。ハンカチーフで唇をとんとんと叩き、そのあとで口を開いた。硬いバリトンの声、いい加減なことは許さないという響きがあった。
「お座りなさい、ミスタ・マーロウ。煙草に火はつけないように。私は喘息持ちなので」
 私は葦の揺り椅子に腰を下ろし、まだ火をつけていなかった煙草を、外ポケットのハンカチーフの後ろに押し込んだ。

レイモンド・チャンドラー 『高い窓』 村上春樹・訳 ハヤカワ文庫 (以下茶色の文章は同書からの抜粋)


2016年の第3四半期の定期獲得として、アルトリア・グループ(MO)をThe 3rd Man's  Fund追加しました。

2016年9月17日土曜日

非日常と現実との岸辺で - BOSEの獲得 -

「とくべつ?」
「ええ、何かとても奇妙なアクセントで、言葉をのばしたり縮めたりするの。まるで風が吹いているような具合に高くなったり低くなったりして」
 僕は彼女の手の中の頭骨を見ながら、ぼんやりとした記憶の中をもう一度まさぐってみた。今回は何かが僕の心を打った。
「唄だ」と僕は言った。
「あなたにもそれを話すことができるの?」
「唄は話すんじゃない。唄うんだ」
「唄ってみて」と彼女は言った。

村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)』 新潮文庫


約5か月ほど前のことですが、以前『サードマンの収入明細 (2016年2月)とヤング投資家K.の資産@28歳』で書いた、1998年から愛用していたCD/MDコンポが、とうとう壊れてしまいました。

2016年9月8日木曜日

1/2の神話みたび -日本管理センター(3276)の追加獲得-

それでもまだ うしろ指をさすの
いいかげんにして

1/2の神話』 作詞:売野雅勇 作曲:大澤誉志幸 唄:中森明菜


映画『シン・ゴジラ』を観ました。

2016年9月3日土曜日

サードマンの収入明細 (2016年8月)

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2016年8月20日土曜日

サプライチェーン(SCM)を制する者は

 短期決戦志向は、補給・兵站の軽視にもつながっている。これも大東亜戦争を一貫して流れる考え方であった。インパール作戦しかり、ガダルカナル島しかり。燃料、弾薬、食糧などの物的資源の補給がつねに滞りがちであったばかりでなく、パイロットや士官という人的資源も戦争中期以降は急速に不足していた。サマール湾で敵空母群を追撃した栗田艦隊があと一歩のところで追撃を中止したのも燃料不足を懸念したためといわれる。
『失敗の本質』 中公文庫
先日、月刊ロジスティックス・ビジネス誌の8月号をパラパラとめくっていたら早田虔太郎氏による『米ガ-トナー「サプライチェーンTop 25」』という記事が目に留まりました。

2016年8月7日日曜日

為替に対する考察 -欧州にてー

欧州です。

このエントリーでは場所も気分も変えて、いつになく真剣に為替についての考えを、欧州の山岳地方から述べてみようと思う。

2016年7月30日土曜日

サードマンの収入明細 (2016年7月)

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2016年7月21日木曜日

コーヒーブレイク その2 - JMスマッカー (SJM) -

新鮮なコーヒーの香りがした。夜と昼とを隔てる香りだ。
村上春樹 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 文春文庫
先日JMスマッカー(SJM)が11.9%の増配を発表しました。これで19年連続増配です。個人的には大好きな銘柄です。BIG HEART PET BRANDSを買収してから一年以上経ったこともあるし(参考記事:JMスマッカー (SJM)、私立探偵御用達銘柄へ)、良い機会なのでFY16の結果を見てみます。


2016年7月16日土曜日

トリクルダウンの恩恵を その3 -明光ネットワーク【4688】の追加獲得- 

「だけどごらんなさいな、どう、エメリー・レスターのあの羽ぶりのよさは。昔は食うや食わずだったくせに。あすこの息子はきっと私立中学へ行くわよ。それに引きかえ、うちの子はどう? - 教区の慈善学校へやんなきゃなんないじゃないの!」
トマス・ハーディ 『妻ゆえに』 河野一郎・訳、『呪われた腕』(新潮文庫)に収録
業績悪化による株式価格下落を受けて、明光ネットワーク【4688】を追加で獲得しました。

2016年7月3日日曜日

2016年6月のポートフォリオ

以下がThe 3rd Man's  Fundの、日本時間7月2日時点でのポートフォリオです。$1=¥102.84で計算してます。あらかじめお断りなのですが、投資方針を策定する以前に購入している銘柄もあります。なお The 3rd Man's Portfolioのページもアップデートしています。


2016年7月2日土曜日

サードマンの収入明細 (2016年6月) 

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2016年6月25日土曜日

紳士は決して走らない

A gentleman will walk but never run
Englishman in New York』 by Sting (以下、この記事の茶色の部分は同歌詞からの抜粋です)
I don't drink coffee I take tea my dear とのたまう、JMスマッカー(SJM)の株式を保有している私にとってはいささか不愉快な 連中が、スクイズを決めてくれましたね。英国の国民投票でEU離脱派が勝利を収めました。


2016年6月18日土曜日

アボットラボラトリーズ(ABT)とローリンズ(ROL)の追加獲得

今週半ばに2016年の第2四半期の定期獲得として、アボットラボラトリーズ(ABT)とローリンズ(ROL)をThe 3rd Man's  Fund追加しました。

2016年6月11日土曜日

新たなる無謀

There are two of you, don't you see? One that kills and one that loves.
映画『地獄の黙示禄 特別完全版』より
10年以上勤めてきた会社を、この春先にやめました。

人それぞれだと思うのですが、10年以上も同じ会社に勤めればもう飽き飽きです。かなり煮詰まり感があったので、いったん自分の人生を客観的に静かに見つめ直したいと思い、ささっと退職しました。転職先も決めずに・・・。

2016年6月4日土曜日

サードマンの収入明細 (2016年5月) 

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2016年6月1日水曜日

害虫防除がサイエンスの域に達するとき その2 - ローリンズ(ROL) -

もっとも、門番の論旨ははっきりしたものであった-この建物には鼠はいないのである。医師が、二階の階段口に一匹、しかも多分死んだやつらしいのがいたといくら断言しても、ミッシェル氏の確信はびくともしなかった。この建物には鼠はいない。だからそいつは外から持ってきたものに違いない。要するに、いたずらなのだ。
カミュ 『ペスト』 宮崎嶺雄・訳 新潮文庫
ローリンズ(ROL)のプレゼンテーション資料がとても興味深かったのでレビューします。とは言っても、なんというか、いくら商売柄とはいえ、こヤツをプレゼンファイルの冒頭に持ってくるかよ。

あらかじめ警告しておきますが、アレが嫌いな人は、この記事を読むのを止めておくほうが賢明です。アレってなにかって? ほら、アレです、アレ、今もあなたの背後のタンスの陰で、なにやら物音が聞こえませんでしたか・・・。振り返ればいつもそこにいるヤツです。

2016年5月28日土曜日

終わりのないブルーズ(石油界隈) その2 - ヘルメリッチ & ペイン (HP) -

 最近はレバレッジに熱を上げているが、ファルドはつねづね流動性が重要だと信じていた。嵐に乗り出すなら手元に大量の現金がなければならない、とよく言っていた。
アンドリュー・ロス・ソーキン 『リーマン・ショック・コンフィデンシャル』 加賀山卓郎・訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 
*ここに出てくるファルドさんは、リチャード・ファルド氏のことで、リーマン・ブラザーズ破たん時のCEOだった人です。
ヘルメリッチ&ペイン(HP)の2016年度の第2四半期の数字が出ていたのでレビューします。The 3rd Man's  Fundの中では、この原油価格の動向下、一番安定感にかける銘柄と思っているので、まめにフォローしていきたいですね。

2016年5月24日火曜日

えーと、これはいささか・・・先の展開がおかしい

僕は綿谷ノボルを野球のバットで殴ってはいない。僕はそんなことをする人間じゃないし、だいいちもうバットだって持ってないのだ。でも彼らは僕の言うことを信じないだろう。彼らはテレビの言うことをそのまま信じているのだ
村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編』 新潮文庫
まず最初にお断りしていますが、私は1,000人の方がいらっしゃれば、1,000通りの、いやひょっとしたら3,000通りくらいの最適な投資のやり方があると思っており、その人が自身に適していると思ってやられているのであれば、どのような方法であれ、一切ケチをつけるつもりはありません。

2016年5月23日月曜日

ターゲット(TGT)の2015年度

ここのところ、米国の連続増配等株式は軒並み高い株価で推移しています。日本の新興株式市場並みとまではいかないかもしれませんが、ちょっと資金がなだれ込んできているような印象があります。以前『アメリカ株式に投資する前に』で書いたような懸念があるのですが・・・米国での利上げが進めばガタガタっとくる覚悟はしておいたほうがよいかもしれぬ。とくに経営にレバレッジをかけている銘柄中心に。

そんななか一足先(?)にガタッときているターゲット(TGT)をレビューしてみます。

2016年5月15日日曜日

東京都知事とリロ・ホールディングに告ぐ

 私にとって眠れない夜は、太った郵便配達人と同じくらい珍しい。もし翌朝にリッツ・ベヴァリー・ホテルでハワード・スペンサー氏と会う約束がなかったら、ウィスキーを一本空けて、酔いつぶれて寝てしまうところだった。そして次にロールズロイス・シルバー・レイスの中に倒れている礼儀正しい酔っぱらいを目にしたら、あとも見ずに逃げ出したことだろう。自分で自分に仕掛ける罠が、何よりたちの悪い罠なのだ。 
レイモンド・チャンドラー 『ロング・グッドバイ』  村上春樹・訳 早川書房
舛添東京都知事が政治資金の公私混同疑惑で追及されています。
その取材の過程で、定例会見後、湯河原(の別荘)に行くのかと問われた都知事が、まだ決めていないと気色ばむ一幕があったそうです。(ソース:日刊スポーツ『舛添都知事「会見後湯河原行くんですか」に怒気も』)

2016年5月12日木曜日

終わりのないブルーズ(石油界隈) その1

 エディがいった。テキサスシティ、金のにおいだ。彼は北側、低湿地の向こうを指した。もつれるようにして立ち並ぶ黒と灰色の煙突が、遠方のぼんやりとした景色を縁取っている。製油所と石油化学プラントのだ。みんな、あそこで働いている。
 勝手に働いていろ、レイ・ボブがいった。あいつらはみんな馬鹿だ。おれは絶対、あの手の場所じゃ働かない。有毒廃棄物のゴミためなんかじゃ。鼻が完全に馬鹿になっちゃう。
 払いはいいわ。物静かな声で、バックシートのデラがいった。
 そんなにはよかない、とエディ。彼は彼女を見返した。ああいうところにいると、癌になる。ひどいやつに。癌になりたい?

クリストファー・クック 『終わりのないブルーズ』 奥田祐士・訳 ヴィレッジブックス


米国のディープサウスを徘徊する悪党たちと、彼らを追うテキサスレンジャーを描いたノワール小説の傑作、『終わりのないブルーズ』は、舞台である米国のディープサウスの雰囲気をうまく醸し出していると思います。


読んでいるとじっとりと汗ばんできます。梅雨時のじめじめした季節にR.E.M.のDriveとかを聴きながら読むにはぴったりです。Nobody tells you where to go, baby...


ドクターペッパー片手に読むと、なおさらいいかもしれません。(関連記事:米大陸のガラパゴス銘柄、ドクターペッパー・スナップル・グループ(DPS)の増配


いや、実のところ、私は米国の南部には足を踏み入れたことはないんだけど・・・。

2016年5月8日日曜日

セント・ジュード・メディカル(STJ)のおさらい

 叔父はしばらく考え込んでいた。「思いあたる節は何もないな。でもそこの路地の両側を堀で塞いでしまったというのは、あまり良いことではなかったかもしれないな。入口と出口のない道というのは考えてみれば変なもんだものな。道とか川とかの根本原理は流れるということだからね。塞げば淀む」
村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編』 新潮文庫
何事も流れが阻害されるのはよくありません。

水が淀むと、腐臭が漂いボウフラがわきます。


タンスや銀行口座にお金がたまると、日銀の黒田さんの額に脂汗が光り、腹黒い詐欺集団が暗躍します。


日々新聞の見出しを飾る、追い出し部屋や待機児童、地方の衰退などの事案は、人材や不動産の流動性の欠落が根本的な原因になっていると思われます。企業がもっと気楽に解雇ができれば、そして従業員にその覚悟がそもそもあれば・・・おっと、話題がそれた。


そしてヒトの体にとって、流れが阻害されて一番困るのは、そう、血液です、循環器です。

2016年4月30日土曜日

2016年4月21日木曜日

帝国の逆襲 -マクド (MCD)-

「ハネムーンはどうする」と、彼はたずねた。
「トマスが? あの人の頭にあるハネムーンなんて、<マクドナルド>で食べて、アリーナでホッケーの練習を見ることよ」

ジョン・ル・カレ 『ナイト・マネジャー』 村上博基・訳 ハヤカワ文庫


トマスのような人がいる限り、マクド(MCD)は安泰です。なにも南の島のホテルにわざわざぼったくられに行くことはないのです。トマス君に乾杯。


私達は数年前、ハネムーンで遠路はるばるハワイはビッグアイランドでぼったくられてきましたが・・・でもKona Beerは最高だった。また行きたいな。

2016年4月5日火曜日

2016年3月のポートフォリオ

以下がThe 3rd Man's  Fundの、日本時間3月31日時点でのポートフォリオです。$1=¥112.26で計算してます。あらかじめお断りなのですが、投資方針を策定する以前に購入している銘柄もあります。なお The 3rd Man's Portfolioのページもアップデートしています。


2016年4月3日日曜日

サードマンの収入明細 (2016年3月)

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2016年4月1日金曜日

メタボリックな連続増配銘柄 - コカ・コーラ(KO)の2015年度 -

 翌日の朝、僕はその真新しいチクチクするTシャツを着てしばらく港の辺りをあてもなく散歩してから、目についた小さなレコード店のドアを開けた。店には客の姿はなく、店の女の子が一人でカウンターに座り、うんざりした顔で伝票をチェックしながら缶コーラを飲んでいるだけだった。
村上春樹 『風の歌を聴け』 講談社文庫
我らがThe 3rd Man's Fundの主力銘柄であるコカ・コーラ(KO)の2015年度の結果を、うんざりした顔で10-Kレポートをチェックしながら、缶コーラを飲んでみます。

2016年3月26日土曜日

2016年3月19日土曜日

煙草が目にしみる 2 ‐アルトリア・グループとフィリップモリス・インターナショナルの15年の結果‐

 腰を下ろしたまま、長いあいだ紙幣を眺めていた。ようやく私はそれをレター・ケースに入れ、キッチンに行ってコーヒーを作った。感傷的と言われるかもしれないが、テリーに頼まれたとおりのことをした。二つのカップにコーヒーを注ぎ、彼の方にバーボンを入れ、それをあの朝に彼が座ったテーブルの片側に置いた。彼のために煙草に火をつけ、カップの隣に置いた灰皿に載せた。コーヒーの白い湯気と、煙草の先から立ち上る細い煙の筋をじっと眺めた。
レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』 村上春樹・訳 早川書房
フィリップ・マーロウはどの銘柄の煙草を吸っていたのだろうか。

なんとなくキャメルかウィンストンかなという印象ですが、どうでしょう。マールボロやラッキーストライクじゃ、ちょっと雰囲気が違う気がするし。私が記憶している限り、銘柄の記述は、一連の登場作品に出てこなかったと思うのですが、どうだったかな。

2016年3月9日水曜日

20年後の空を見上げて - 投資方針の若干の改定 -

笑っちゃう 涙の止め方も知らない
20年も生きてきたのにね
『メインテーマ』 松本隆:作詞 南佳孝:作曲 薬師丸ひろ子:唄

先だって、投資方針を少し改訂しました。

まず連続増配年数を10年以上継続中の銘柄に投資するとしていましたが、これを2018年より11年以上、2019年には12年以上というふうに一年ごとに一年追加していくようにします。

もう一つは、20年先までビジネスの将来を見通すことができ、安定したキャッシュフローが見込めそうな銘柄を選択する、という一文を追加しました。

これは先日読んだ『リスク・テイカーズ』(川上 譲・著、日本経済新聞出版社)のビル・アックマン氏についての記述に影響を受けています。

2016年3月5日土曜日

害虫防除がサイエンスの域に達するとき - ローリンズ(ROL) -

 四月十六日の朝、医師ベルナール・リウーは、診療室から出かけようとして、階段口のまんなかで一匹の死んだ鼠につまずいた。
 カミュ 『ペスト』 宮崎嶺雄・訳 新潮文庫
以前に書いた『北米に忍び寄る危機をジカくせよ - 米国での虫よけ剤 -』で読者の方からローリンズ(ROL)の存在を教えていただきました。どうもありがとうございます。非常に面白そうな銘柄なので、調べてみました。

2016年2月28日日曜日

2016年2月26日金曜日

ドクターJJの憂鬱

Doctor! Doctor!
Can't you see I'm burning, burning
作詞/作曲:BAILEY THOMAS ALEXANDER/CURRIE ALANNAH JOY, 『Doctor! Doctor!』 played by Thompson Twins

2016年2月17日の日本経済新聞に『医薬・医療、再編促す株主』と題した記事があり、そこでジョンソン&ジョンソン(JNJ)の主要株主であるアルチザン・パートナーズが、
「利益率が低い医療機器と(大衆薬を中心とした)消費者向けの2部門を分離すべきだ」
とJNJに対して物言いをつけているとの記事がありました。なんでもヘルスケア業界のM&Aは、金額ベースでいうと2015年は過去最高で、この勢いはまだ続きそうであり、そういう状況下では株主が注文をつける好機なんだそうです。

2016年2月18日木曜日

2016年2月14日日曜日

米大陸のガラパゴス銘柄、ドクターペッパー・スナップル・グループ(DPS)の増配

 ルールは、知らん、数えてなかった、と答えた。クーラーのところに行き、ドクター・ペッパーの半リットル入りペットボトルを取り出す。ラックから塩味のピーナッツの袋をつかみ取って、端をかみ切り、炭酸飲料をひと飲みすると、手でじょうごをつくり、ボトルの中にピーナッツを注ぎ入れた。親指でふたをして激しく振る。田舎くさいカクテルは、シューシュー泡を立てて吹きこぼれた。
クリストファー・クック 『終わりのないブルース』 奥田祐士・訳 ヴィレッジブックス
このノワール小説の傑作『終わりのないブルース』の登場人物であるルール・フックスは、テキサス・レンジャーズの一員です。メジャーリーグのプレーヤーじゃありません、念のため。法の執行人のほうです。

2016年2月7日日曜日

アボットラボラトリーズ(ABT)のおさらい

ヘルスケア銘柄の老舗で44年連続増配中のアボットラボラトリーズ(ABT)の株価が、ここのところ軟調です。とくに一月末に急落していますね。

2016年2月2日火曜日

北米に忍び寄る危機をジカくせよ - 米国での虫よけ剤 -

しばらく前から南米で流行しているジカ熱の報道が気になっていました。すると本日のニュースで(2016年2月2日)でWHOが緊急事態宣言を出したとの報道がありました(WHO ジカ熱 緊急事態宣言 NHKニュース)。そのせいでフマキラーやアース製薬の株価が上がっているようです。

2016年1月31日日曜日

サードマンの収入明細 (2016年1月)

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2016年1月28日木曜日

トリクルダウンの恩恵を その2 -ステップ【9795】の獲得- 

-それでさ本人が博士にでもなってくれれば先方でも世間へ対して肩身が広い、面目があるというんだがね、どうだろう、近々の内水島君は博士論文でも呈出して、博士の学位を受けるような運びには行くまいか。-なあに金田だけなら博士も学士もいらんのさ、唯世間と云う者があるとね、そう手軽にも行かんからな
夏目漱石 『吾輩は猫である』 新潮文庫
前回の『トリクルダウンの恩恵を その1 -明光ネットワーク【4688】の獲得-』に書きました通り、神奈川県限定で学習塾を経営しているステップ(9795)を獲得しました。

2016年1月21日木曜日

トリクルダウンの恩恵を その1 -明光ネットワーク【4688】の獲得- 

「君、教育は一種の権利かと思っていたら全く一種の束縛だね。いくら学校を卒業したって食うに困るようじゃ何の権利かこれ有らんやだ。それじゃ位地はどうでも可いから思う存分勝手な真似をして構わないかというと、やっぱり構うからね。厭に人を束縛するよ教育が」
夏目漱石 『彼岸過迄』 新潮文庫
もうそろそろブログのタイトルから米国株式の看板をおろしたほうがいいかもしれません。明光ネットワーク(4688)とステップ(9795)を獲得しました。両銘柄とも学習塾を運営しています。

2016年1月15日金曜日

故郷の行方、人々の向かう先、そして The Boss

Now Main Street's whitewashed windows and vacant stores
Seems like there ain't nobody wants to come down here no more
『My Hometown』 played by Bruce Springsteen & The E Street Band

今年の正月は、妻と私の故郷に帰省しました。昨年は妻が妊娠していたので、2年ぶりとなりました。妻も私も西日本の田舎出身です。

2016年1月9日土曜日

米国の連続増配当株式のセクター別調査 2015年末

Yo, cut it
Soy un perdedor
I'm a loser baby, so why don't you kill me?

『Loser』 played by Beck

以前に米国の連続増配当株式のセクター別調査と題して、David Fish氏によるDividend Champions Listをもとに、10年以上連続増配している銘柄をレビューしましたが、あれから約一年たったので、フォローアップしてみます。 投資するうえで、ほとんど何の参考にもならないかとは思いますが。

2016年1月5日火曜日

2016年の楽しみと配当再投資 -マコーミック(MKC)の追加獲得-

ところがそれは間違いだった。間違いだったと言えて嬉しいよ。自分の偏見と愚かさの新たな証に出会うのは、いつだっていい刺激だ。自分ではわかっているつもりの半分もわかっていないことを知るのはいいものさ。
ポール・オースター 『オラクル・ナイト』 柴田元幸・訳 新潮文庫
もうすぐ生後11か月になるムスメを連れて、ヨメと私の実家に帰省するため列島を縦横断したのですが、いやはや大変でした。これまでは特急電車の中では、ビールやコーヒーを飲みながら、のんびり読書を愉しんでいたのですが・・・