2017年8月5日土曜日

サードマンの収入明細(2017年7月)

我が家の3番目のProfit Center、サードマンの収入のアップデートです。なお配当履歴のページも更新しています。サードマンの由来はこちら


2017年7月27日木曜日

八雲立つ -ポートフォリオの変態 その2-

その意味で戦略は進化すべきものである。進化のためには、様々な変異(バリエーション)が意識的に発生され、そのなかから有効な変異のみが生き残る形で淘汰が行なわれて、それが保持されるという進化のサイクルが機能していなければならない。
『失敗の本質』(中公文庫)
つい3か月前にThe 3rd Man's  Fundコア銘柄を八つ選んだばかりなのですが、さっそく入れ替えをします。コアから外れるのはジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)で、新規に組み入れるのはA.O.スミス(AOS)です。

2017年7月1日土曜日

サードマンの収入明細(2017年6月)

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2017年6月29日木曜日

コーヒーブレイク その4 - JMスマッカー(SJM)の追加獲得 -

その日も彼は駅構内の売店でコーヒーを買った。夏の東京特有の蒸し暑い夜で、背中にじっとりと汗をかいていたが、それでも彼は冷たいものよりは、湯気の立つ温かいブラック・コーヒーを飲むことを好んだ。それは習慣の問題なのだ。
村上春樹 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 文春文庫
The 3rd Man's  Fundの保有銘柄の中でもわりと異色の同族企業(120年の歴史でCEOはスマッカー家5世代から6人だけ、一体全体どういうご教育をされているのだ?)でガラパゴス銘柄(OUS売上が6%)のJMスマッカー(SJM)を追加で獲得しました。四半期に一回の定期獲得枠になります。


2017年6月10日土曜日

煙草が目にしみる 3 ‐アルトリア・グループとフィリップモリス・インターナショナルの16年の結果‐

 みさきは窓ガラスを下ろし、車のライターでマールボロに火をつけた。そして煙を大きく吸い込み、うまそうに目を細めた。しばらく肺に留めてから、窓の外にゆっくりと吐き出した。
「命取りになるぞ」と家福は言った。
「そんなことを言えば、生きていること自体が命取りです」とみさきは言った。

村上春樹 『ドライブ・マイ・カー』(短編集『女のいない男たち』より)文春文庫

2017年も、もうすぐ折り返し地点に差し掛かりつつあるのですが、アルトリア・グループ(MO)とフィリップモリス・インターナショナル(PM)の2016年度を確認します。ま、これくらいのペースでいいんじゃないですか、私の場合。

2017年6月3日土曜日

サードマンの収入明細(2017年5月)

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2017年5月20日土曜日

害虫防除がサイエンスの域に達するとき その3 - ローリンズ(ROL) -

そう、生物です。ですから人の力で駆除することができます。同じ自然災害と区分しても、地震や台風とは違います。
映画『シン・ゴジラ』より、巨大不明生物を駆除するための武力行使命令を下すことを渋る内閣総理大臣に対する赤坂秀樹・内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)のセリフ
そう、生物です。ですから人の力で防除することができます。

というわけで害虫・害獣(シン・ゴジラを除く)から人々のホームを守るローリンズ(ROL)の2016年度を振り返ります。

まず、ROLの2016年度のアニュアル・レポートの表紙ですが・・・

2017年5月14日日曜日

救世主なのか、それとも成長ストッパーか・・・ -オマハの賢人ウォーレン・バフェット-

「ウォーレン・.バフェットに働きかけようと思っている」ファルドは言った。慎重に考えたうえでの発言だった。ポールソンが伝説のオマハの投資家の友人であることを知っていたからだ。バフェットは投資銀行家全般を嫌悪していることで有名だが、長年、業務の一部でゴールドマンのシカゴ支店を利用していて、ポールソンとも親交を結んでした。
 バフェットが投資するなら、金融業界では、万全の保証書をもらったに等しい。市場は大いに好感するだろう。

アンドリュー・ロス・ソーキン 『リーマンショック・コンフィデンシャル 上』 加賀山卓郎・訳 ハヤカワノンフィクション文庫 
*ファルドはリーマン・ブラザーズ破たん時のCEO、ポールソンはその時の財務長官

「リーマンショック・コンフィデンシャル」を読んでいると、名だたる米国の金融関連の経営陣たちは、いよいよ状況が切羽詰まってくると、まず「いったいこのありさまをどうやって株主に説明するんだ!」とうろたえはじめ(イイですね、最初に彼らの頭をよぎるのがお客様でもなければ従業員でもなく、株主です)、次に「こうなったらバフェット氏にすがろう」というパターンがいくつか見受けられます。

2017年5月7日日曜日

おい、ブルペンで誰か投げているか? ー 日本株式の担い手 ー

 誤解のないよう断っておくが、インデックス運用を株式投資のコアにするべきとの考えに変わりはない。
ジェレミー・シーゲル『株式投資の未来』瑞穂のりこ・訳 日経BP
けっこう誤解されてますぜ、ジェレミーくん。曲解されているといってもいい(参考記事:『株式投資に未来はあるのか』)。もうちょっと念を押しとくんだったね。まあ、どんなに念押ししても、人は解釈したいようにしか読まないですが。

2017年4月30日日曜日

2017年4月22日土曜日

サードマンの四半期レポート (Q1, 2017)

今年の春は、なかなか暖かくならなかった気がしますが、ここのところ急に暑くなってきました。こりゃもう初夏ですね。♪せまるー、初夏ー・・・。では第一四半期を振り返ってみたいと思います。

2017年4月2日日曜日

八雲立つ -ポートフォリオの変態 その1-

えっ、蒲田に?
映画『シン・ゴジラ』より、大河内清次内閣総理大臣のセリフ
変態(へんたい、metamorphosis)とは、動物の正常な生育過程において形態を変えることを表す
ウィキペディアより
*今回の記事は映画『シン・ゴジラ』の若干のネタバレが含まれています。ご注意を。

いつもの通り四半期ごとのポートフォリオの状況を確認しようと思うのですが、このブログを始めて約3年たつので、3年前のものを確認してみます。


第一形態
2014年の4月末時点のものです。全12銘柄+1投資信託。

へえ、今やトレード(放出)要員のコカ・コーラ(KO)がトップだったんですね。この3年で随分評価(額ではない)を下げたものですな。

上位3メンバーを眺めると、いやはや、当時はバフェット氏のケツを追っかけていたのがよくわかる。

おや、リログループ(8876、このころはリロ・ホールディング)が随分目立たない位置につけています。じつはこの銘柄、最初に100株獲得して以来、何も足さず何もひかず・・・私にとっては驚異的な大躍進銘柄です。先日、株式がなんと10分割されましたね。

そのあとにつけていたドクターペッパー・スナップル(DPS)も、このころはまだ存在感薄かったですね。そもそもはマコーミック(MKC)を獲得しようとしていたのですが、決行しようとした日に5%くらい株価が上がっていたので、急遽DPSをPlan Bとして代わりに獲得した記憶があります。

その後、炭酸飲料に関するネガティブなニュースばかりが目に入るようになり、やってもうたなあと頭を抱えていたのですが、まあ、よくわからんもんです。

ひふみプラス(9C311125)や三洋貿易(3176)、セブン銀行(8410)とかが居ましたね。ひふみプラスは、現在別枠でムスメ(二歳)の教育資金用に再獲得・積み立て中です(参考記事:『カントク・フジノ、頼んだぞ -投資信託積立開始その3 ひふみプラス-』)。

このころは、連続増配等銘柄(米国株式中心)のポートフォリオへの移行期間ですね。最近ブルーレイ / DVDが発売された映画『シン・ゴジラ』ふうにいくと、羽田沖でしっぽだけ見せていたゴジラ第一形態のような状態と言えます。(シン・ゴジラの形態に関しては、ぜひ映画を御覧下さい)。

それが、2017年3月末では以下の通りになります。


第二形態
26銘柄ですね。

だいぶん連続増配等銘柄(米国株式中心)ポートフォリオとしての特色がでてきた感じがします。気分的には:
お言葉ですが、すでに自重を支えている状態と考えます
映画『シン・ゴジラ』より、尾頭ヒロミ環境省自然環境局野生生物課長補佐のセリフ
と言ってもいいのではないかと。

これはもうゴジラでいくと第二形態ですな。あの大河内首相の記者会見中に蒲田に上陸したやつ、通称蒲田くんです。

それにしても蒲田くん、なんであんなにパニクっていたのでしょう。初めて映画を観たときは、てっきりアレを捕食しにゴジラが現れるものとばかり思っていました。

☆☆☆

さて、年初来述べています通り、今後はこの26銘柄から8つをコア銘柄にし、2020年までは基本的にその8銘柄のみ追加投資することにします(なぜ8銘柄かは参考記事『a day in the らいふ』)。

では過去3か月にわたって徹底的に検討し(ウソ、実質1時間)、選出された8銘柄をティッカーコードのアルファベット順に紹介します。赤丸で囲っている付近が獲得のタイミングです。グラフはYahoo! Financeより。

ドクターペッパー・スナップル・グループ(DPS)



前出の通り、もともとPlan Bとして獲得。スナップルが好きという理由だけ。トップバッターからして投資方針の基準を満たしていないが、この銘柄は方針策定前に獲得したもの。その後2016年11月に追加獲得。7年連続増配中。このブログでのDPSの記事はこちら

エマーソン・エレクトリック (EMR)



コア銘柄の最後の一銘柄をクロロックス(CLX)にするかEMRにするかで迷ったのですが、EMRのプレゼンテーションファイルを読むと、書店の本棚に並ぶ20XX年世界の経済はこうなる的な本なんぞよりよっぽど優れていると思う(例、2017年のプレゼンファイルSlide23-24あたり)ので、EMRにすることにしました。60年連続増配中。このブログでのEMRの記事はこちら

ジョンソン&ジョンソン(JNJ)


JNJのみ過去10年間のグラフを使用
リスペリドンの問題で株価が伸び悩んでいるときに獲得。The 3rd Man's  Fundで保有している銘柄で、コカ・コーラ(KO)と並びもっとも古い時期に獲得。獲得後にバフェット氏が手放した(減らした?)と知って、軽くとてもヤバイ気がしたことを覚えています。54年連続増配中。このブログでのJNJの記事はこちら

マコーミック (MKC)



矢印の箇所は、初回獲得を回避し、急遽DPSに変更したタイミング。結果的には功を奏した。かならずバックアッププランは立てとくもんだぜ、フフフ。MKCは、いずれは旗艦銘柄にしたい。31年連続増配中。このブログでのMKCの記事はこちら

アルトリアグループ (MO)



最初獲得した際は、株価が上昇することをほとんど想定していませんでした。MOは純粋に配当、株価に関しては新興国を市場に持つフィリップ・モリス(PM)を獲得して、ヘッヘッヘとするつもりでした。結局PMは獲得していません。MOは47年連続増配中(PM時代も含め)。このブログでのMOの記事はこちら

プロクター・アンド・ギャンブル (PG)



PGは、なんとなくで獲得。なんとも特徴がないのですが、ただここのところ業績は底を打った感じがする。ここの組織が引き締まり、本腰入れて攻撃に打って出てくると、ちょっとすごいことになるのでは。60年連続増配中。このブログでのPGの記事はこちら

ローリンズ (ROL)



ROLは読者の方に教えてもらった銘柄(参考記事『北米に忍び寄る危機をジカくせよ - 米国での虫よけ剤 -』)。15年連続増配中。このブログでのROLの記事はこちら

JMスマッカー (SJM)



SJMも個人的な好みとしか言いようがないですね。19年連続増配中。このブログでのSJMの記事はこちら

以下、ハイライトされているのが、コア銘柄になります。



☆☆☆

コア銘柄を選ぶにあたっては、以前の『タバコをめぐる冒険』、『20年後の空を見上げて - 投資方針の若干の改定 -』、『『なるほど投資講座』と日本たばこ産業(2914)の臨時獲得』あたりで書いたことを強く念頭に入れています。

そしてそれをベースに以下の私の「世界」にたいする認識をかけ合わせています。
  1. われわれ人類は、そして資本主義は、素晴らしい存在です。これまで幾多の危機を不屈の精神とたゆまぬ努力で乗り越えて発展を遂げてきました。これからもそうあり続けることでしょう。
  2. それと同時に人類は、そして資本主義は愚かな存在です。ついついいらんことをやっちまいます。どうしても隣の誰それさんより見栄を張りたくて余計なものに手を出します。わかっちゃいるけどソーダやタバコがやめられません。
  3. その素晴らしく、かつ愚かな人類の人口は増え続けます。(参考:人口動態 <資料>
上記8つのコア銘柄をおさえておけば、この1~3がもたらす果実をとりこぼすことは無いでしょう。

☆☆☆

という具合に、8つのコア銘柄が出そろいました。とりあえず次の3年間は、これらの銘柄に絞って追加の獲得をしていきたいと考えます(のちに別エントリーで触れますが、石油関連銘柄は、例外的に追加獲得していきます)。これで足腰を固め3年後にはゴジラ直立歩行の第三形態(品川くん)までもっていきたいですね。

願わくば「駆除」に向かった自衛隊員に
目標ガ報告ト違ウ、繰リ返ス、目標ガ報告ト違ウ
映画『シン・ゴジラ』より、品川上空で直立したゴジラを目の当たりにした自衛隊員のセリフ 
と言われるくらい大化けしておいてほしい。

最終的には第四形態の鎌倉さんまで進化を遂げたいです。自ら生み出す配当だけで進化を遂げる、人智を越えた完全生命体。少々のXXショックくらいじゃびくともしないで、ひたすら進撃を続けるでしょう。そうなるまで、まだまだ時間はかかりそうだけど。

にしてもゴジラの鎌倉上陸時に逃げ惑っていた人々、いくらなんでも逃げるの遅すぎ。

それを言うなら武蔵小杉エリアの人々、逃げるの速すぎ。いったいあれだけの住民はどこへどうやって逃げたんだ?

あと余計なお世話だが、品川神社に避難した人たち、息あがりすぎ。普段からエクササイズしときましょう。というか、あそこに逃げても意味ないと思うが。

話が逸れてきた。では最後に今回の記事を、日本最古の和歌で締めたいと思います。

八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 
八重垣作る その八重垣を

スサノヲ

情報開示:これ以上特になし

そこのアナタ、まるで八つ墓村だな、とつぶやきながら、西の空に向かって念仏を唱えたりしないように…。

Invest today, harvest  tomorrow.

ポートフォリオの履歴はこちら

参考資料

2017年4月1日土曜日

2017年3月22日水曜日

ロッカールームにて -ゼネラル・ミルズ(GIS)とJMスマッカー(SJM)の比較ー

- Carlos, you've been traded to the Tigers.
- ...
- This is Jay Palmer's number.  He's the traveling secretary for the team. He is expecting your call.  He'll take care of everything.
- ...... Is that it?
- Yes.
- ...Okay.

映画『マネーボール』より

ゼネラル・ミルズ(GIS)とJMスマッカー(SJM)のどちらをThe 3rd Man's  Fundのコア銘柄の候補にするか、そろそろ決着をつけましょう。

2017年3月18日土曜日

デススター、反乱軍、そしてミルク殺人

Sir, we're detecting a massive object emerging from hyperspace.
映画『ローグ・ワン』より、忽然と現れたアレを目の当たりにした反乱軍兵士のセリフ
さて、ゼネラル・ミルズ(GIS)とJMスマッカー(SJM)のどちらをThe 3rd Man's  Fundのコア銘柄の候補にするか・・・を決めるにあたり、参考にしたい雑誌の記事があるので、それをちょっとみてみたいと思います。

2017年3月14日火曜日

コーヒーブレイク その3 - JMスマッカー (SJM) -

突然、視線がドリンクメニューに釘付けになる。「コーヒー一杯が三ユーロ五十セントだと!」と怒りの声を上げる。
「これはマルクの値段か?」
「空港だから、高いのは仕方ないですよ」シュトローブルが常識人ぶって言う。
「ありえない。家だったらこの値段で……」警部が暗算をする。「……四十杯は飲めるぞ。電気代と水道代を差し引いても三十杯だ。みんな、頭がどうかしてるんだ」

フォルカー・クルプフル / ミハイル・コブル 『ミルク殺人と憂鬱な夏』 岡本朋子・訳 ハヤカワ文庫

私が生まれて初めてユーロを使ったのは、昨年の夏に欧州に出張した際、乗り継ぎをしたフランクフルト空港のロビーのスタンドで買ったコーヒーでしたが、たしか一杯三ユーロ五十セントでした(関連記事『為替に対する考察 -欧州にてー』)。愉快な傑作推理小説『ミルク殺人と憂鬱な夏』は2003年にドイツで出版されてベストセラーになったそうなのですが、ふーむ、してみるとデフレで苦しんでいるのは日本だけではないのかな。

2017年3月5日日曜日

サードマンの収入明細 (2017年2月)

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2017年3月1日水曜日

ゼネラル・ミルズ(GIS)の最近

 やつらは変人だ。アルゴイにはおいしい昔ながらのチーズがいくつもあるのに、わざわざイタリア人を真似て、こんなボロボロに砕けるチーズを作るなんて。トマトソースをかけたパスタに削って振りかけるのは、スパイスとして許せる。だが、こんなふうにそのまま食べるのはどうかしている。クルフティンガーには、パルメザンチーズはルッコラやラテ・マキアートやアセト・パルミサコ同様、外国の食文化に精通し食通であると見せかけたい人間のための流行食材にしか思えなかった。
フォルカー・クルプフル / ミハイル・コブル 『ミルク殺人と憂鬱な夏』 岡本朋子・訳 ハヤカワ文庫
前回のエントリー『a day in the らいふ』で書いたように、今後数年間はThe 3rd Man's  Fundのコア銘柄というのを固めていきたいと考えています。すでに保有している銘柄から、これはと思うものを8銘柄ピックアップし、それに新規の資金、ならびに配当金を投入するつもりで、すでに7銘柄は選考済みです。残り1枠の候補が3つあるのですが、そのうちの一つ、ゼネラル・ミルズ(GIS)を、おさらいしたいと思います。

2017年2月22日水曜日

a day in the らいふ

 また豪奢なイメージのつきまとうファンド業界にあって、アインホーンほど規則正しく、つつましい生活を送っている人物は珍しい。日本人の駐在員が多く住んでいることでも知られるニューヨーク郊外のウエストチェスター郡に居住し、毎朝電車でマンハッタンのオフィスに通う。仕事はなるべく早く終わらせ、夕食はできるだけ家族ととる。2人の娘と1人の息子との時間を大切にする家庭人は、子供と同じ夜9時には就寝し、午前3時ごろに起きて自宅で仕事を始める日々を送っている。
川上穣 『リスク・テイカーズ』日本経済新聞出版社
最近忙しい。ブログを書く時間が確保できないだけでなく、銘柄の調査や四半期レポート等を確認する時間もなかなか取れない。由々しき事態である。

2017年2月4日土曜日

サードマンの収入明細 (2017年1月)

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昨年の配当金の再投資としてマコーミック(MKC)を追加取得しています。


☆☆☆


毎年なのですが1月はあっという間に過ぎ去っていきます。そう感じる原因の一つに、年をまたぐ帰省やお墓参りが挙げられます。


もっと若いころは、神社詣りに親戚巡りなんてケッという感じでしたが、今は正月は実家に帰っておせちにお屠蘇っていうのは悪くないなあと感じています。新大阪駅の串カツ屋さんに立ち寄るのも恒例になってしまいました。


☆☆☆


今月読んだ本。

 

『女のいない男たち』は短編集。収録されている作品では『木野』が一番面白かった。大事な物事と対峙した時に自分自身をうまく胡麻化してやりすごすと、いつかどこかで夜中にドアをノックされることになる。ノックをするのは誰か? きっと村上さんの別の短編『眠り』で車をゆすり続けた存在と同じものなのでしょう。


村上氏の新しい長編小説が出るようですが、なにぶん私は小説に関しては文庫・新書サイズでないとうまく読めないので、気長に文庫化を待つしかないですね。同様に塩田武士氏の『罪の声』の文庫化も首を長くして待っています。


☆☆☆

正月に帰省するにあたり、はたとオレは日本の神話について何にも知らないということに気が付いて、日本神話に関する本を読みました。なにしろ、因幡の白兎ってあの童謡でカメと競争して惨敗したウサギのことかなあ、とか思っていたくらいです。


全くの無知で神社をお参りするのも失礼というかもったいない気がしたので。


で、これがとても面白かった。


『古事記』等の「日本神話」は、“ある程度、公開の席上で、文筆上の潤色や整理・統合を受け、また特定の貴族の政治圧力によって、いろいろな加筆や削定も行われたと考えられ”(『日本の神々』より)ているものですが、それらは“その原素材として、ローカルな風土伝承があり、これが中央的に統合・潤色されたものが多いということが証明されつつある(『日本の神々』より・・・ちなみにもともとこの本は1974年に出版されたとのこと)とのことで、ちょっとそのローカルな風土伝承方面も何か読んでみようかと考えています。


今年は日本の歴史をおさらいしてみようかな。


☆☆☆


今月購入したCD。




昨年BOSEのプレイヤーを買ってから(参考記事『非日常と現実との岸辺で - BOSEの獲得 -』)、最近CDショップを訪れるようになりました。B.スプリングスティーンやD.ボウイのベスト盤みたいなのを買っています。

その流れでR.E.M.のアンプラグド・ライブの2枚組を購入。いやあ、シン・ダイトーリョーの動向を見たら、R.E.M.でも聴いて毒を流さないとね。いい天気の休日にコーヒー片手に『FALL ON ME』とか聴くのは、なかなかいいもんです。


で、CDを漁っているときに店でかかっていたのがThe XXの『On Hold』。一聴惚れで衝動買い。CDに限らずたいていの衝動買いは失敗するのですが、これはイイ。はまっています。


☆☆☆


今月観た映画、『ローグ・ワン


所要があって有給休暇を取った際に観ました。素晴らしい。


特に良かった点:


この手の米国映画に必ず登場する道化役の道化っぷりが、かなり抑制がきいていてウザくなかった。


個人的に残念な点:

主人公のひとりキャシアンが、現在の上司に似ている。これは迷惑だ。上司はドイツ人で役者さんはメキシコ人のようですが。

 
情報開示:この記事を書いている時点でMKC101株保有


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2017年1月28日土曜日

老舗連続増配企業に祝福のKISSを その2 -プロクター・アンド・ギャンブル(PG)-

 彼女は集計をつづけ、彼はかごを持たずに商品棚を見てまわった。男はポール・ニューマンも、どんな醜男も、それだけはおなじだ。安全剃刀の替え刃を買いに来て、最後はかかえきれぬほどの品をかかえこむくせに、決してかごを取ろうとしない。
ジョン・ル・カレ 『ナイト・マネジャー』 村上博基・訳 ハヤカワ文庫
男たちの足をしぶしぶドラッグストアへ運ばせる、ジレットの替え刃を擁するプロクター・アンド・ギャンブル(PG)が復活の兆しを漂わせています。ああ、FY18のQ2の結果が出る前にこの記事を書きたかったな。

2017年1月16日月曜日

米国の連続増配当株式のセクター別調査 2016年末

David Fish氏によるDividend Champions Listをもとに、新春恒例の、10年以上連続増配している銘柄の増減をレビューしてみます。 投資するうえで、ほとんど何の参考にもならないかとは思いますが。

2017年1月7日土曜日

2017年の配当再投資 -マコーミック(MKC)の追加獲得-

でも今にきっとわかるようになる。この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものは大体において退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない
村上春樹 『海辺のカフカ(上)』 新潮文庫
2016年の配当金は$2,855.65、及び¥42,263でした。毎年恒例の新春行事である配当金の再投資は去年に引き続き2年連続でマコーミック(MKC)です。