序にかえて

この記事は2015年4月22日にアップしたものと同じ内容になります。 
 ルスティクスからは、自分の性質を匡正し訓練する必要のあるのを自覚したこと。詭弁術に熱中して横道にそれぬこと。理論的な題目に関する論文を書かぬこと。けちなお説教をしたり、道に精進する人間、善行にはげむ人間として人の眼をみはらせるようなポーズをとらぬこと。
マルクス・アウレーリウス 『自省録』 神谷美恵子・訳 岩波文庫
親愛なる読者の皆様へ 

ブログを開始してから一年がたちました。なんとかいままで続けることができたのも、ひとえに読んでいただいている皆様のおかげです。


まことにありがとうございます。厚く御礼申し上げます。



初期の創作ノート

ブログを始めた当初は、手帳に構想や構成を事前に書いたりして、かなりぎこちなくやっておりました。5~6回分の記事の内 容にあたりをつけてからブログを開始した記憶があります。いまはすっかり慣れちまって、ブログタイトル通り適当に思いついた事柄をテキトーに書きながら楽 しんでおります。


で、このブログはできるだけ長く続けていきたいと考えていて、一年が経過してようやく序章が済んだ気分でおります。というわけで今回の記事のタイトルは敢えて「序にかえて」としました。


さて、投資をするにおいて、またこのブログを開始し継続するにあたっては、数多くのブログを参考にさせていただいています。この場をお借りして、序にかえて、マルクス・アウレーリウスの自省録ふうにお礼及び敬意を表したい思います。


まずは・・・



配当金を雪だるま式に増やす投資日記」~Dividend Snowball Investingさんからは、連続増配当株式へ投資するアイデア。



こちらのブログ(正しくはその前身ブログ)へは、中丸友一郎氏の『アメリカ株 長期投資入門‐2022年にNYダウは4万ドルへ上昇する』を読んだ際、書評を検索していてたどり着きました。その中身の濃さに驚いた記憶があります。それ以来(2010年あたりから)ずっと楽しんでいます。


特に2012年12月の「長期投資で受取配当を効率よく増やそう」と題された7回にわたる記事はとても素晴らしく、これを読んだのがきっかけで私の投資のやり方も、現在の方向に大きく舵を切り始めることになりました。


今私がとっている投資方法を行うと必ず良い結果を得られるという確信を持つほど、私はナイーブではありません。ただ、世にある幾多の投資方法のうち、この方法が私に一番合っているという確信はあります。それでいいんじゃないですか。


それにしても上記の記事の内容が無料とは・・・ジェレミー・シーゲル氏の『株式投資の未来』の購入価格が2,000(?でしたっけ? 本のカバーを取っ払っ ちまった)円、菊池誠一氏の『配当パワー投資入門』が1,700円であることを考慮すると、私的には5,000円支払ってもまだ足りないくらいのインパク トなんですが・・・うーん、せめて浦安方面には足を向けて眠らないようにしよう。



David Fish氏からはDividend Championsのリスト



このリストは前出の配当金を雪だるま式に増やす投資日記」~Dividend Snowball Investingさん経由でその存在を知りました。私の銘柄検索の第一歩は、このリストをExcelで開いてスクリーニングすることから始まります。これが無くなると、目・耳・鼻を失うことになりますね。


てくさんによるブログ配当再投資でのんびり投資からは、モーニングスターのサイトの存在。



このモーニングスターサイトの存在を知ることにより、米国株式銘柄のリサーチが随分はかどるようになりました。というか、私にとっては世界史における印刷技術の発明並みのインパクトで、ありがたい限りです。こちらのブログの2013年12月1日の記事『プロクター・アンド・ギャンブル(PG)の配当性向が気になる
のコメント欄で質問をしている怒涛のドトールとは、なにをかくそう私のことです。


いやあ、この日は事情があって3件もドトールをはしごしてたんだっけ。



Dividend Growth Investor(DGI)さんのブログとDividend For LifeさんのDividend Growth Stocksからは、投資方針策定の具体案。



というより正確には私の投資方針は、ほとんどこの2人のアイデアのコピーキャット状態です。


タイムリーなことに私がブログを開始する準備をしていたころに書かれたDGI氏の2014年の3~4月の記事は、連続増配当に投資することに関するまとめがされていて、とてもラッキーでした。

 
この方は気性が低気圧モードになることがあり、ときおり、えっ!?と思うほど傷口に塩コショウぱらぱら的な記事が載っていたりするのですが、それはそれでご愛嬌。


長期株式投資さんによる配当再投資で資産形成からは、投資方針の目的・戦略・戦術へ落とし込む考え方。



こちらのブログからも投資方針策定の際に大変参考にさせていただいたのですが、とくに『投資目的・戦略・戦術を考えてみた』という記事を参照して、投資方針を目的・戦略・戦術に分けています。


もし私の投資方針戦略・戦術の分け方が不正確であるようならば、それはひとえに私の知識が不足しているせいであります。



ろくすけさんによるろくすけの長期投資の旅からはリロ・ホールディング(8876)、高配当で配当金生活さんからは日本エス・エイチ・エル(4327)の存在。



・・・まったくもって日本株式は他力本願ですねえ。もちろん獲得は自己責任で行っておりますので、もしもよろしくない結果に終わろうとも、そりゃ自分のせいです、念のため。


今後ドル高が進み、現在の日本の“官製相場”がひと段落したら、またぞろ日本株式を物色し始めるかもしれない。そのときには頼りにします。でも日本の株価、どこまで上昇するんでしょう!?


ろくすけさんのブログは株式投資の記事も参考になるのはもちろんのこと、それにもまして私にとっては日本の美しいLandscape再発見につながっています。いいなあ、私も沼津発、富山経由、名古屋着の中部縦断鉄道・冬の旅みたいなのをやってみたい。我が家でこの企画が通る可能性は・・・プチ家出するしかないな。



そして最後にSpecial thanksとして・・・


rennyさんによるrennyの備忘録 (投資信託でk2k2と育ててます!)からは、堀江貴文著の『ゼロ』の存在。 


こちらのブログの2013年11月8日の記事『堀江貴文さんの『ゼロ‐なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んで「働く」を考えた』で、同書に興味を持ちました。この本を読んだのがきっかけで、ひとつ私も何か始めよう、ブログでも始めてみようかな、と思ったのがそもそもの始まりになります。本屋で見かけただけだったら、ホリエモンの本かあ・・・と素通りしていたことでしょう。 


☆☆☆


ブログを始めてみると、それはそれで結構楽しいですし、それと同時に、いろいろなことが前に進み始めた気がします。妻の妊娠・出産や引っ越しなど、あと仕事面でも大きな変化が起こりつつあります。不思議なものですね。


私のブログからは、上記の素晴らしきブログから得られるような有意義な情報は望むべくもございませんし、役に立つような考察、たとえばこの企業の適正株価はXXだ、とか、ROEとはなんぞや、みたいなのはちっとも出てきません。今後もまず出てこないでしょう。


ただ自身のその時々の考えをつらつらと自分のペースで書いていくのみです。


物事を見るスタンスは夏目漱石の『吾輩は猫である』のように程よい?間合いで、物事を受け止めるスタンスは北杜夫の小説のようにユーモアをもって、そして物 事にあたる姿勢はフランツ・カフカの本の登場人物のように真面目に真剣に、を意識してブログを書いていきたいと思います。


その結果、おおかたのカフカの物語のように、真面目に熱心にやればやるほど、どんどんずれた方向に進んでいき、出口のない世界を彷徨った挙句、未完で終わることでしょう。

Franz Kafka Books and Memorabilia - Bookstore - Prague, Czech Republic
/ Adam Jones, Ph.D. - Global Photo Archive
 

それでいいんじゃないですか。人生そんなもんです、たぶん。


ちなみに投資家KのKは私のイニシャルでもなんでもなく、カフカの作品の主人公の多くがKとして記述されている(ヨーゼフ・K等)のを意識しています。そういえば、夏目漱石の『こころ』の主人公の一人もKでしたね。


そのカフカのKの言葉。

むろん、わたしは、無知で、事情に通じていません。とにかく、事実は、あくまで事実であって、私には悲しい限りです。けれども無知な人間のほうがかえって思いきったことができるという利点もあります。だから、わたしは、自分の無知とそれから生じる確かに困った結果を、自分の力のおよぶかぎり、ここしばらくの あいだ喜んで耐えてみようとおもうのです。しかし、この結果たるや、本質的にはわたしの身にだけふりかかるものです。 
カフカ 『城』 前田敬作・訳 新潮文庫 
投資もブログも、基本的にこの言葉に沿うような形で進めていく所存です。

今後ともよろしくお願いします。


なお、最近は公私とも多忙を極めてきましたので、さらに更新頻度がゆっくりになりますが、ご容赦ください。 


情報開示:この記事を書いている時点で8876 x 100株、4327 x 100株保有


それにしてもこの記事、当初の計画では5回目あたりに書く予定でした・・・。


 

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